第17戦 日本GP 決勝

佐藤琢磨4位 優勝はM・シューマッハー

午前中の予選で4位のタイムをマーク。「決勝ではさらに上を狙いたい」と意気込んでいた。スタート直後に同僚のバトンに抜かれたが、果敢にアタックし、7周目のS字カーブでバトンをかわし3位。トップを快走するM・シューマッハーを追い、10周目には2位に躍り出た。しかし、ピットインの度に順位が目まぐるしく変わり、一時は5位に落ちた。

BARのピット作業は、序盤に比べたらずいぶん早くなったものの、相変わらずフェラーリルノーなど上位チームに比べてまだまだ甘いかと。そして、バトン2ストップ、琢磨3ストップ作戦は明らかにバトン側の作戦勝ち。走りだけでみると、琢磨も十分表彰台に乗れる走りを続けているので、これからは戦略面での充実が課題ということでしょうか。しかし3年続けて地元・日本GP入賞は立派。今年、残るはブラジルのみだが、是非とも琢磨の素晴らしい走りに期待したい。